結婚式ドレス、10年で激変!Z世代が求める「自分らしさ」とは?
結婚式ドレスレンタル専門店の「おしゃれコンシャス」が、10年間のトレンド調査結果を発表。パンツスタイルの増加やカラーバリエーションの広がりなど、結婚式ドレス選びが多様化していることが明らかに。Z世代の結婚式におけるファッション意識の変化を探ります。
結婚式ドレス、10年で激変!Z世代が求める「自分らしさ」とは?
結婚式の定番アイテムであるドレス。その選び方は、時代とともに変化を遂げている。結婚式ドレスレンタル専門店の「おしゃれコンシャス」は、創業12周年を記念して、2014年から2024年までのレンタルドレスのトレンド調査を実施した。その結果、結婚式ドレス選びの多様化が鮮明になった。
10年前は「結婚式のマナー違反にならないか」「会場で浮かないか」といったネガティブなポイントを基準にドレスを選んでいた人が多かった。しかし、2024年の調査では、従来の常識にとらわれず、個々の価値観に基づいて好きなスタイルを選べるようになったことが明らかになった。
調査結果によると、10年前には存在しなかったパンツスタイルが、2024年には全体の8%を占めるまでに増加した。また、ドレスカラーも、ネイビーやブラックが主流だった2014年から、ブルーやグリーン、グレーなど、より幅広いカラーが人気を集めるようになった。
さらに、羽織ものを選ぶ人が減少しているのも注目すべき点だ。2014年には全体の68%が羽織ものをレンタルしていたが、2024年には12%まで減少した。これは、袖ありドレスやオーバーボレロ付きドレスなど、羽織ものが不要なデザインのドレスが人気になったためと考えられる。
スカート丈も、2014年はひざ丈やミニ丈が主流だったが、2024年にはミディ丈やロング丈が全体の99%を占めるまでになった。これは、スカート丈のファッショントレンドが結婚式ドレスにも影響を与えていると考えられる。
調査結果からわかるのは、Z世代は、結婚式に参列する際にも、従来の固定観念に囚われない「自分たちの」お呼ばれファッションを楽しんでいるということだ。結婚式という特別な日に、自分らしさを表現したいという意識が強まっていると言えるだろう。
今回の調査結果からは、結婚式ドレスのトレンドが大きく変化していることがわかる。10年前は、結婚式のマナーに縛られ、自分の好みよりも周囲の目を気にしてドレスを選んでいた人が多かった。しかし、現代では、個々の価値観を大切にし、自分らしいスタイルを楽しむ人が増えている。
特に、パンツスタイルの増加は、結婚式における服装の多様化を象徴している。パンツスタイルは、動きやすさやスタイリッシュさ、そして個性を表現できることから、多くの女性に支持されている。また、ドレスカラーの選択肢が広がったことも、結婚式ドレス選びの自由度を高めている。
今回の調査結果が示すように、結婚式ドレスのトレンドは、時代の変化や個人の価値観を反映して、常に進化している。これからも、個性的なドレスやスタイルが登場し、結婚式という特別な日に、より多くの女性が自分らしく輝けることを期待したい。