マッチングアプリ業界団体MSPJ、こども家庭庁ワーキンググループに出席し提言
結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)が、こども家庭庁のワーキンググループに出席し、マッチングアプリ業界の健全な発展と少子化対策に向けた提言を行いました。MSPJは、安心安全なサービス環境の整備や、若い世代の恋愛を支援するための具体的な取り組みを提案しました。
マッチングアプリ業界団体MSPJ、こども家庭庁ワーキンググループに出席し提言
一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)は、8月8日、こども家庭庁「若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ」の第3回会合に出席し、提言を行いました。
このワーキンググループは、内閣府特命担当大臣(こども政策 少子化対策 若者活躍 男女共同参画、孤独・孤立対策)のもと、有識者や大学生などの12名から構成され、若い世代のライフデザインや出会いを考える課題について検討を行っています。
当日は官民による結婚支援をテーマに、2つの自治体とMSPJを含む2つの業界団体が、それぞれの取り組みを紹介し、提言を行いました。MSPJは、安心安全なサービス環境の整備に向けた取り組みとして、以下4点を説明しました。
1. 第三者認証であるIMS認証の認知拡大と、MSPJ参画企業による同認証の取得促進
2. マッチングアプリの安心安全なサービス環境の整備に向けた自主基準ガイドラインならびにTVCM・ラジオCMにおける自主広告表現ガイドラインの策定・運用
3. 不正会員対策の強化を業界横断で進めるための「安心安全ナレッジ共有ワーキンググループ」の定期的な開催
4. こども家庭庁・経済産業省・総務省・警察庁等の関係行政機関との意見交換
さらに、超長寿化超人手不足となる2040年問題における少子化対策として、MSPJは以下3点を提案しました。
1. マッチングアプリの選択指標となる「IMS認証」の認知・理解の促進に向け、こども家庭庁や消費者庁、警察庁などの関係官庁と共同で取り組むこと
2. マッチングアプリで出会ったカップルに向けて、安心安全なデートスポットをご紹介するウェブサイトの構築など、結婚の前提となる「恋愛がしやすい環境」の整備を関係官庁と連携して取り組むこと
3. 若い世代のマッチングアプリ利用者に対する実態調査を、国・自治体およびMSPJとの連携により実施すること
MSPJは、今後も関係行政機関と連携し、社会全体の恋愛・結婚の気運を高める活動を積極的に推進していくとしています。
MSPJがこども家庭庁のワーキンググループに出席し、提言を行ったことは、マッチングアプリ業界が社会的な責任を認識し、健全な発展を目指していることを示しています。
特に、安心安全なサービス環境の整備や、若い世代の恋愛を支援するための具体的な取り組みは、結婚を希望する人にとって大きな意義を持つと言えるでしょう。
MSPJは、業界全体を挙げて取り組むことで、マッチングアプリに対する社会的な信頼を高め、より多くのユーザーが安心して利用できる環境づくりに貢献できる可能性を秘めています。
今回の提言が、今後の少子化対策や婚活支援の政策に反映されることを期待するとともに、MSPJが今後も積極的に活動し、社会に貢献していくことを期待しています。