【結婚式の日取り、実は〇〇が決め手?】結婚式で六曜を気にする人は7割超え!現代人の六曜意識調査
結婚式や葬式など、人生の節目となる行事で六曜を気にする人は多いのでしょうか?株式会社NEXERが実施した六曜に関するアンケート結果から、現代人の六曜意識を探ります。
結婚式で六曜を気にする人は7割超え!現代人の六曜意識調査
近年、カレンダーから姿を消しつつある「六曜」。しかし、多くの人が人生の節目となる行事では、無意識に六曜を気にかけているようです。株式会社NEXERと『SAIKAI&CO』が共同で実施した「六曜」に関するアンケート結果によると、なんと71.5%の人が結婚式の日程で六曜を気にするという結果が出ました。
アンケートでは、全国の男女1000人を対象に、六曜に関する意識や経験について質問。その結果、38.6%の人が「行事ごとで六曜を気にする」と回答し、特に結婚式では約7割の人が六曜を気にしていることが分かりました。
「六曜」を気にする理由としては、結婚式という人生の大きなイベントという意識が強いことや、親族や友人など、様々な世代の人々が集まるため、配慮の必要性を感じている人が多いようです。また、結婚式の日取りによって料金が変動するといった現実的な理由も挙げられました。
一方で、六曜を「まったく気にしない」と答えた人も27.1%おり、現代では六曜に対する考え方にも変化が見られます。六曜を全く気にしない層からは、「日々何も変わらない」「迷信を信じない」といった意見が多く見受けられました。
興味深いのは、24.6%の人が「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に六曜の影響を感じたことがあると回答している点です。良い経験をしたという声も多く聞かれました。
六曜は、古来中国から伝来した、その日の吉兆を判断する考え方です。現代では科学的な根拠は認められていませんが、多くの人が無意識に六曜の影響を受けているということが分かります。
今回のアンケート結果から、現代社会においても、六曜は依然として人々の意識に根強く、特に結婚式など、人生の節目となる行事においては、無意識に影響を与えていることが分かります。
今回のアンケート結果を見て、現代人にとって六曜は、もはや迷信というよりは、一種の「心の拠り所」になっているのではないかと感じました。特に結婚式という人生の大きなイベントでは、多くの人が「何か良いことがあればいい」という気持ちから、無意識に六曜に頼っているのかもしれません。
もちろん、六曜に過度にこだわる必要はありません。しかし、自分にとって大切な日に、少しでも良い気分で過ごしたいと願う気持ちは、誰しもが持っているのではないでしょうか。
六曜を気にするか気にしないかは個人の自由ですが、今回のアンケート結果を参考に、自分にとって大切なイベントの日取りを考える際に、六曜の存在を意識してみるのも良いかもしれません。